スト女子バンギャル、行政書士開業目指すってよ(仮)

平成30年度試験合格者が開業やその他仕事について考えるブログ。

向き不向きの話

自己紹介にも書きましたが、現在は特許事務所で事務(外内)をやっています。
で、こういうことを交流会とか転職エージェントとかに言うと、だいたい聞かれるのが「次は弁理士?」または「弁理士は受けないの?」。


それもそれで一つの手だなあとは思いますが、今のところ考えてはいないです。
理由としては単純で、技術のバックグラウンドがないので。何かやれそうな分野をこれから勉強するという手もないではないですが、ちょっと厳しいと思いました。そうすると意匠・商標が専門ということになりますが、それもそれで厳しそう。こちらは外的要因が。


商標ってちょっと検索すると、すごーくお安く受けてるところが出てくるんですよ。自分の体験からしても、自分は外国からの料金問い合わせとかを受ける立場ですが、普通の料金表の料金を提示しても高いと言われることがほとんどですし。高くても高いなりの理由があればいいんでしょうけど、現在の勤務先はその付加価値を見せることに失敗している節があるので、いやおうなしに価格競争に巻き込まれてる感あります。
この状態で新規参入したいかって言ったらちょっとなあ。コンスタントに仕事が来る状態なら、個人で人を雇わずに、なおかつとにかく効率的に量をさばくことを考えるか、逆にどこか大きいところ、例えば大きい事務所や、あとは商標に関わる仕事がある会社の企業知財として、とかならありかもしれませんが。


あと、意匠については、図面がすごく苦手なんです……。やってやれないことはないんですが、割と能力値を言語処理メインに振ってる節があるので、絵から何かを判断するの結構苦手。実物を見てとか文章を見てそこから絵を作る、ならできないことはないんですが。(ただし絵心はない)


書いていて気づきましたが、これ、仮に特許で何かできるようになったとしても、文章や表があってそこから図面をというならともかく、図面があってここから明細書書いてくださいだと詰むな?


知財知財で面白い分野だとは思うんですけどね。これ専門にやっていくとなると、狭まるなという思いがあります。それこそ前のブログ記事に書いた著作権相談員系の業務ではないですが、何かに生かしていくことはできると思うんですが。