スト女子バンギャル、行政書士開業目指すってよ(仮)

平成30年度試験合格者が開業やその他仕事について考えるブログ。

企業法務の話

こんにちは。前のブログからまた少し間が開いてしまいました。ネタがないんだ…。

さて、今企業で法務やってて、そこを3月で辞めることにしまして。
辞める理由としては
・忙しいとの触れ込みだったから入社を決めたのにめっちゃ暇だったのでスキル面でなんらプラスにならん
・暇だから仕方ないとはいえ今のスキル考えたら派遣で働いてもそんなに給与変わらんよねって感じの額
・おまけに副業完全禁止
というところなのですが、暇は暇なりに多少出来るようになったことはあるのでこれからその辺を書いていこうと思います。

法務のキャリアとしては少し続けたいので、とりあえず当面は開業&翻訳の仕事を受けつつ派遣みたいな形でやって行こうかなと思っているのですが、登録した派遣会社に法務事務が週5フルの案件しかないんだ…。どこかで1日空けたいんですけど、難しい。
時短で毎日短く仕事して午後とかにやるという手も多分あるのですが、切り替えが大変そうだなと思って。でもなければそれが現状良さそうな手ですかね。

生きてます(n回目)

ご無沙汰しております。生きてます。元気にやっております。

登録に向けての道のりは、とりあえず進んでおります。今年前半には神奈川県内(家の近くに部屋探すかレンタルオフィス借りるかで今条件見てます)で開業予定です。

というか、ほかに副業としてやってたようなこともまとめてそれなりの体裁にしたら一つ会社でも作れそうな勢いなので、実践も兼ねて法人作ってみようかな…?と思っていたりもします。やったことあればできる箇所は相談乗れるしなと思いまして。

先日人と話してて「ちょっと法人作ろうと思ってるんだよねー」と言ったんですが、言って何秒かしてから普通の人はちょっとで法人作らないということに気づきました。そうだった。

で今場所と屋号についてひたすら悩んでいるのですが、同期合格の人々の意見に背中を押されて自分の名前以外でつけようと思います。自分の名前、他の先生と被るし。かといってフルネームだととにかく名乗りづらい(電話とか絶対出たくないし今後誰かに手伝ってもらうとしても絶対慣れないと舌噛むこれ)
苗字も名前もそれぞれで見たら良い名前だしついでに画数も良い名前なんですけど、苗字の最後と名前の最初が同じ文字なので発音はしづらいです。

花の名前になる予定です。他にも意味がある単語なのですが。

あと専門分野。
風営やりたーいとか飲食とかビザとか著作権の相談とか色々言ってましたが、さしあたっては英文契約書のレビュー(+翻訳)でやっていこうと思います。企業法務のサポート的な方向ですね。著作権もあればやりたい。
他のは来たらなんでもやってみる方向で。宅建の更新とかも職場でやったので、来ればできる。


こちらのブログも名前をなんとかしてやっていきます。タイトルどうしましょうかね。

生きてます

転職活動に励んでいたらブログ放置していました。こんにちは、私です。


今後の方針をざっくりと決めました。

・今の勤め先を近日中に辞めます。(というか、転職先が決まっています)
・年末か、遅くても来年には登録します。
・新しい勤め先の勝手がまだわかりませんが、3年後を目安に会社勤めをやめて自営一本にしたいと思っています。

「自営」としたのは、行政書士以外にもやりたいことがあるので、それもひっくるめて。どちらも自分一人でやる系の仕事なので。昔フリーで翻訳もやってましたが、それも復活させたら自営の仕事の範疇ですね。そうなると一本というか三本というか。

今回の転職、というか、未経験分野への転職なので割とジョブチェンジって感じですね。これも今回の行政書士試験合格が一定の法律知識はあるよという証明になったので、まさに溜めた経験値突っ込んだ感じです。


そうそう、知財管理技能検定は無事に2級合格者になりました。これで名刺に書いても恰好がつく感じに。


このブログは開業に向けてまた更新していきます。2~3日にいっぺんだと今はきついので、今年中は週1回くらいで続けていきます。
先日出たセミナーで、ちょうどITを使いこなしましょうというテーマがあったんですよ。それもあって、発信は続けていこうと思います。そのためには有給消化中にネタを考えておこうと思います……。

試験勉強を振り返る①

記事を考えるのが間に合わないので、趣味ブログに書いた内容をサルベージすることにしました。試験勉強をどんなふうにやっていたかという話です。
 
さて早速、前回試験からのスケジュールがこちら。
 
2017年12月 年間計画を立てる テキストを買う
2018年1月 一緒に仕事してた人が辞め修羅場に コス衣装作成が降って沸く
2018年2月 同上
2018年3月 同上 引っ越しの話が持ち上がる
2018年4月 オンライン講座(テキストなしバージョン)を購入して学習を始める
2018年5月 月の半ばくらいから他の資格試験(7月)の勉強を始める 
2018年6月 他試験準備
2018年7月 月初に他資格の試験日。計画を再度立て直し、講座と過去問を同時進行
2018年8月 講座と過去問を同時進行
2018年9月 講座と過去問を同時進行。模試を受ける 引っ越し予定ここまでずれ込む
2018年10月 模試の復習と直前講座
2018年11月 直前講座~当日
 
……よく受かったな?
初夏くらいまではライブに行ってたのですが、7月に予定が詰まりすぎていろいろと無理だったのでその後は減らしました。もっとも、11月4日と7日にどうしても行きたいライブがあったので行きましたが。
 
去年の蓄積と、今年度に入ってからは実質12月と4月5月と7月~試験までの4か月で7か月くらいですかね。自他ともに認める短期集中型なんで、学習ボリュームと集中力考えたら妥当な期間の範囲ではあるのですが、ちょっと他の予定が湧きすぎたというか体力的に無茶をしすぎました。今後はもっと余裕を持ってスケジュールを組みます。10か月~1年くらいあったらもう少し体力的に楽だったかも。ちょっと今年宅建受験を考えていますがこの反省を生かしてそろそろ始めます。転職活動と同時進行だし。
 
今年の1~3月は上述の通りで、人が辞めて誰が私の仕事を手伝うかがころころ方針が変わり、ついでに後任もなかなか見つからず、結局私の業務量がアレで平日は帰って寝る生活をしていました。あと、時々ライブ見に行ってたバンドのメンバーが4月頭のライブでの脱退が決まり、コスプレ衣装制作が降って沸きました。もともとコスやってる友人がいて、いつか一緒にできたらいいよねえと話していたのですけど、まさかのラストチャンスでやらざるを得ない感じに。死ぬかと思いました。このころ脇の下あたりに湿疹ができた。教訓としては、フリルの多い衣装は余裕ないときに作るなということですね。(教訓?)
 
4月に職場は落ち着いてきたのですが、そろそろ知財検定を受けないといけない感じになり*1その勉強を始めてしまい、割ける時間が激減する事態に。結局実技落ちましたし。同時進行も考え物ですね。
 
7月頭、知財管理技能検定の試験が終わったタイミングで予定を組みなおした時に、ここから巻き返すにはどうしたらいいかを考えました。
ここで思い出したのが、「資格試験は100時間勉強すれば受かる」という話。だったら科目ごとに100時間かけられればなんとかなるのでは?と。択一・多肢選択・記述とフルコースの行政法と、あと記述も出る民法をそれぞれ100時間ずつ、憲法は多肢選択があるけど、学生時代からそこそこできたのと、出題比重的にそんなでもない商法は合わせて100時間近くやれればなんとかなるだろうと。
予定学習時間を残り日数で計算したところ、一日3時間ちょいやれば目標時間には到達するということが発覚し。外出予定なんかで減るのですが、足りなければ土日と有り余る有休で巻き返せばいいかなという計算でなんとかなるだろうという感じでやっていきました。ここでも発揮される雑さと謎の前向きさ。
 
結果的には行政法は結構早々に100時間を超え、民法も多分トータルしたら100時間くらいはいったんじゃないでしょうか……。最後の方は時間の計算がわやなのでよくわかりません。若干無茶をしたので首にも湿疹ができました。試験が終わったら数日ですっと消えた。
 
書いてて思いましたが、あまりに力技すぎてこれ誰の役に立つのかわからなくなってきました。こういうのもいるので自分にとって効率のいい学習法を手に入れられたらこれでもどうにかなります、という実例ですかね。

*1:特許事務は実務者に含まれるので受験資格は常にあるのですが、あまり間を置きすぎても忘れるので、3級合格者の受験資格が消えないうちに受けようと思いました

向き不向きの話

自己紹介にも書きましたが、現在は特許事務所で事務(外内)をやっています。
で、こういうことを交流会とか転職エージェントとかに言うと、だいたい聞かれるのが「次は弁理士?」または「弁理士は受けないの?」。


それもそれで一つの手だなあとは思いますが、今のところ考えてはいないです。
理由としては単純で、技術のバックグラウンドがないので。何かやれそうな分野をこれから勉強するという手もないではないですが、ちょっと厳しいと思いました。そうすると意匠・商標が専門ということになりますが、それもそれで厳しそう。こちらは外的要因が。


商標ってちょっと検索すると、すごーくお安く受けてるところが出てくるんですよ。自分の体験からしても、自分は外国からの料金問い合わせとかを受ける立場ですが、普通の料金表の料金を提示しても高いと言われることがほとんどですし。高くても高いなりの理由があればいいんでしょうけど、現在の勤務先はその付加価値を見せることに失敗している節があるので、いやおうなしに価格競争に巻き込まれてる感あります。
この状態で新規参入したいかって言ったらちょっとなあ。コンスタントに仕事が来る状態なら、個人で人を雇わずに、なおかつとにかく効率的に量をさばくことを考えるか、逆にどこか大きいところ、例えば大きい事務所や、あとは商標に関わる仕事がある会社の企業知財として、とかならありかもしれませんが。


あと、意匠については、図面がすごく苦手なんです……。やってやれないことはないんですが、割と能力値を言語処理メインに振ってる節があるので、絵から何かを判断するの結構苦手。実物を見てとか文章を見てそこから絵を作る、ならできないことはないんですが。(ただし絵心はない)


書いていて気づきましたが、これ、仮に特許で何かできるようになったとしても、文章や表があってそこから図面をというならともかく、図面があってここから明細書書いてくださいだと詰むな?


知財知財で面白い分野だとは思うんですけどね。これ専門にやっていくとなると、狭まるなという思いがあります。それこそ前のブログ記事に書いた著作権相談員系の業務ではないですが、何かに生かしていくことはできると思うんですが。

33/40

毎日更新すると息切れするので、二日(か三日)にいっぺんペースで続けようと思ったのですが、ようやく知財管理技能検定(実技)の自己採点をしたので記事にしました。

 

結果は表題のとおり。まさかの8割正答……!勝った。たぶん。

 

これで転職するにも「二級所持」と言える。あーよかった。

 

さて、ちょっと昨日考えてたことがあるので、書きかけの記事と合わせて記事にしてしまおうとおもいます。

 

こういう本

 

副業としての週末行政書士Q&A60

副業としての週末行政書士Q&A60

 

 

を読みました。実は一番最初に読んだ。

 

この間神奈川県の説明会に出たときにもそういうお話があったのですが、実際に副業として活動されてる方はいるそうです。この本の著者さんもそうですが、会社に許可を取り、土日を中心にやるという感じで。そうなると役所に行かなければならない許認可系は結構難しい部分もあるのか、遺言・相続系の方が多い印象。実際この本にも、副業としてであればその辺の分野が時間等の関係上やりやすいといったようなことが書いてありました。

 

あと、同期グループライン情報でも、とりあえず副業としてやるのはありかもねという話題も出ていたりして。最初の一年はほとんど仕事ないみたいな話を聞いたりもしますし。

 

即開業ではなく転職も考えているのですが、現職で、とか*1、副業申請すればオッケーなとこを転職先として探してやってみるというのもありかな、とふと思いました。お恥ずかしながら、収入少ないのにあちこちライブ見に行くのに使うもので蓄えが少ないのです。流石に一年二年収入が安定しない状態ではもたない。

 

ただここで問題になるのは分野ですね。現職なら有休も溜まってるので平日も動けないことはないし、土日メインに平日が少し使えればでできそうなものとして、私の場合契約書関係とか著作権系の相談業務(せっかく知財検定2級合格者になれそうなことですし)、あと遺言とかも条文読んでて面白いので、やってやれないことはないかなと思います。遺言は仕事とれそうなコミュニティにあてがないこともない。

ただ、これ一本にしてから許認可にも広げられるかなあ。やっぱり許認可やりたいんですよね。

 

あとひとつ、昨日の記事に書いた石下先生の本でおっと思ったことがあったので覚書。

会社設立の際に、例えばその後お店を出す時に、会社の定款に書いてない業務範囲だと許可が下りないとかそういうことがあるので、設立を依頼されて定款を作る際には気を付けようという話。行政書士ならではの観点ということでアピールできそう。

*1:就業規則見る限り業務によっては許可制っぽい書きぶり

読んだ本

こういう本

 

行政書士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本[第2版]

行政書士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本[第2版]

 

 

を読んでいます。
こちらの開業スタートダッシュセミナーが同期グループで話題になった時に、この本の話題が出たので買ってみました。まだ途中ですが。
 
実務系の書籍とか塾とかいろいろありますが、結局経営論も「その先生はそれで成功した」でしかないですしねえ。手法とか、学べるところはいろいろありますけども。このブログもこういう(どちらかというと実務書というよりはハウツー系の)本見たり、他の人がやってるのを見て始めようと思いましたし。このブログの場合、親しみやすさが上がって相談等のハードルは下がりそうですが、性格が雑というか、ものすごいずぼらなのがばれるという問題もあったりで善し悪しではあります。
実務も習うって言うよりは、やってる人に話を聞くって感じが良いのかなと思います。実務書見るけどイメージしきれないところもあるし。まあやっていったら覚えるんでしょうけど。
 
士業って、普通に起業するより開業へのハードル低いとはよく言われますよね。それ用に一部屋割ければ自宅で始められるし、自宅で始めればかかるのは広告宣伝費とか書籍とか備品とかくらいだし。
 
気楽な起業といえば、読んだ起業本の中にこちら

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

 

 

もあったんですが、この本の言う「しょぼい起業」のキモって「生活と仕事を極力一体化する」ということのようなんですよね。「職場を家にしてしまえば家賃も抑えられる」とかそういう。なので、「とりあえず自宅を事務所にしよう」というノリなど、我々に馴染むところがあります。でもそれ用に独立した一部屋用意して備品をちゃんとおいてねとか、事務所開設の細かい要件考えていくとこれとは両立しない部分も出てきて、そこそこ面倒だなという部分も出てきたり。
でも、常に店をあけておいて人が入れるような状態にしておくことで、「何かよくわからないけど人が集まっているところを作る」という考えは面白いなと思いました。これまたどこまで取り入れられるかは別として。
我々の場合、許認可でも、例えば建設とか産廃とか運輸事業とか、BtoB系をやるならもっとちゃんとした事務所然としてた方が信頼を得やすいでしょうが、例えば遺言とかケースによっては入管系とか許認可でも飲食とか、個人の依頼者がそれなりにありそうな分野だと、あんまり生真面目すぎないゆるふわ感というか、とっつきやすさというのは戦略の一つになるかもしれません。